プログラミング逆引き辞典

~ 多言語対応のプログラミングレシピ ~

OpenSSLインストール方法(Centos版)

OpenSSLコマンドを使用して自己証明書を取得する際などに使用するOpenSSLのインストール方法
 
 

①OpenSSLをダウンロードして解凍

OpenSSL公式サイト
 
 
開発環境で使用するだけなら3.0.0版でも良いが今回は安定版の1.1.1版をダウンロードする

#ダウンロード先のディレクトリに移動
cd /usr/local/src

#wgetコマンドでダウンロード
sudo wget https://www.openssl.org/source/openssl-1.1.1g.tar.gz

#ファイルを展開
sudo tar -zxf openssl-1.1.1g.tar.gz

 
※wgetコマンドがインストールされていない場合は下記コマンドでインストール

sudo yum install wget

 
 


②configスクリプトを実行

#展開先に移動
cd openssl-1.1.1g

#--openssldir=/usr/local/sslでスクリプトの実行によって「/usr/local/ssl」にインストールされる
sudo ./config --openssldir=/usr/local/ssl

 
 


③コンパイル・インストール

#再コンパイルが必要な部分を自動的に決定し再コンパイル
sudo make

#makeコマンドによってコンパイルされたアプリをインストール
sudo make install

#バージョン確認
sudo openssl version

 
下記のように表示されればOK

$ sudo openssl version
OpenSSL 1.0.1e-fips 11 Feb 2013

 
 


④不要ファイルの削除

openssl-1.1.1g.tar.gzファイルはもう不要なので削除する

#1つ上のディレクトリに移動
cd ../

#ファイルの削除 ※rオプションで再帰的に削除
sudo rm -r openssl-1.1.1g.tar.gz